三味線は、今から400年以上前に琉球から渡ってきた蛇皮線を改造して作られたもので、元禄の頃、在来の琵琶に代わって語りものや小唄、舞踊の伴奏に使われました。
当時は上方長唄が流行っていましたが、関東に移って、江戸歌舞伎に取り入れられて伴奏音楽として熟成され、江戸長唄と呼ばれるようになりました。
徳川鎖国時代の公卿貴族、武家、僧侶による階級音楽から平民芸能に移り、全国に流行普及して、三味線音楽の中心となりました。

主な活動

毎年2月と8月に会員による定期勉強会、6月に流派定期演奏会、9月に長唄協会関西支部定期演奏会を開催しています。
また、毎月1回、豊中市千里公民館「コラボ」にて自由参加型体験会、豊中市立伝統芸能館では毎月1回、自由参加型の練習会の実施しています。
京都大学国際高等教育院では、留学生を対象に日本の伝統芸能を体験する催しも行っており、これらを通して重要無形文化財「長唄」に関心を持ち、楽しさ素晴らしさを次世代の人たちに伝える活動をしています。

2024年の催し

4月長唄演奏会「ひな乃会」開催
6月長唄演奏会「杵屋会」参加
8月長唄浴衣会「み乃里会」開催
10月長唄協会関西公演参加
11月第21回豊中市文化芸術祭参加
2025年2月伝統芸能館まつり参加

所属 3団体(会員数22名)

ひな乃会
いち乃会
み乃里会

お問い合わせ

代表者:杵屋 勘武乃(キネヤ カンタケノ)
所在地:豊中市末広町2-7-13
連絡先:杵屋 勘夕乃(キネヤ カンユノ)
E mail yuno.shamisen@gmail.com